ネットチェーンのすすめ

(1) メガネユーザーのかたに

メガネユーザーのかたには、以下のネットチェーンをお奨めします。

ここにご紹介するネットチェーンは、いずれも現在のメガネ業界においてほとんどのメーカーや小売店の取り組みが不十分なものばかりです。

いままで、メガネ店に相談してみたけれど、満足できなかったかたや解決しない問題をお持ちのかたは、ぜひ一度、各ネットチェーンのサイトをご覧ください。

全国の加盟店は各ネットチェーンから

強度近視メガネ研究会(ウスカル会)

パソコンメガネ研究会

眼瞼下垂矯正メガネ研究会

大きいメガネ研究会

深視力メガネ研究会

丸メガネ研究会

子供メガネ研究会

跳ね上げメガネ研究会

剣道メガネ研究会

スポーツメガネ研究会

偏光サングラス研究会

超うれしいメガネ研究会

ふちなしめがね研究会

花粉症&ドライアイメガネ研究会

メガネフィッティング調整研究会

(2) メガネ小売店のかたに

ネットチェーンに参加してみたいな、と思われたメガネ小売店のかたは、メールでnet-chain@optnet.orgまで、どのネットチェーンに参加をしたいのかを問い合わせください。

なお、下記の店のかたは、われわれが主催しているすべてのネットチェーンに関して、参加は無理だと思ってください。

・ 宣伝において価格訴求を常に前面に出しておられる店
・ 均一価格の店
・ 10店舗以上を有するレギュラーチェーンの店
・ メガネやサングラスの通販をしている店

また、あるネットチェーンの会員店のリストをご覧になって、自店と同じ都道府県に会員店がある場合、もしくは距離的に近い他の都道府県に会員店がある場合には既存の会員店との立地条件等を加味して、ネットチェーン代表者間で審議の上、ご入会の可否を判断させていただきます。

→ 都道府県別ネットチェーン加盟状況一覧

ネットチェーンで、特に歓迎できる店は、小規模で、メガネの測定調製技術が優秀で、なるべく人口の多い町にある店で、店のホームページを公開している店(いま、ホームページがなくても、これから作る意思があれば、それでもいいです)です。

また、仕入れの権限を持つ人が、ML(パソコン相互通信)に参加してもらう必要があります。

(3) 他業界の小売店のかたに

メガネ業界以外で「ネットチェーンをやってみたい」と思われるかたは、まず下記の条件に合うかどうかをご検討ください。

(  )自分は全国規模の業者団体(技術者団体)に所属している。
(  )自分は同業者とインターネットを利用した談話組織に属している。
(  )自分の業種は、買回り品や、買い回り性もある商品やサービスに関する。
(  )自分の店は小規模である。
(  )自分は一発当て込んでやろうというのではなく、長く真面目に商売に取り組んでいきたいと思っている。
(  )自分の業種でのスキマ需要を持つ人たちに、喜んでもらいたいと思っている。
(  )自分の業種には通販に適しない商品がある。

上記のうちに、多く○がつくかたほど、ネットチェーンで成功する可能性が高いです。
(すべてに○がつかなくてもかまいません)

その可能性が高いと思われるかたは、メールでnet-chain@optnet.orgまでお問い合わせください。

当方としましては、メールで少しお話をした上で、そちらの団体の会合などに出向いて詳しい話をさせていただいても良いと思っています。
ただし、その場合、日当や講演料は不要ですが、交通費や宿泊費はご負担をお願いします。
あるいは、当方が指定する会員の店に出向いていただいて、詳しく話を聞いていただく、ということでもけっこうです。

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靴の業界ではシューフィッターという民間資格(というか、呼称というか)があるのですが、試験をしてその資格を認定し認定証書を発行している団体が我が国で4つあるのだとか。

●以下は架空の話です。

日本シューフィッター協会は、年間に会費ウン千円をとって、会員に春と秋の2回、タブロイド版の会紙を送っている。

その本部職員で会誌の編集者であるAさんは、このネットチェーンの紹介サイトを見て、「うちの協会の所属の店で
ネットチェーンを組めばよいのではないか」と考えて、当方に相談をかけた。

それで当方は、その協会の年次総会へ出かけて、ネットチェーンについての話しをした。

その後しばらくして、その協会では、会紙でまずMLへの参加者を募った。
脈の有りそうな店には電話でもMLへの参加を誘った。

その場合に、ネットチェーンのことも簡単に説明して、商圏の重なる別々の店からMLに参加希望があったら、先の参加を申し込んだ店だけをMLへの参加を認める旨も書いておいた。

そして有志の会員67名でMLが始まり、それから半年後に、まず一つめのネットチェーン「外反母趾対策靴の会」を立ち上げて、その公式HPを公開した。

そこには全国の会員店45店のリストが載っており、その中で店のHPを公開している29店の会員の店のHPと会の公式HPは相互リンクで結ばれている。

ネットチェーンが始まって2ヶ月のちには「外反母趾 靴」で検索をかけると、ヤフーでもグーグルでも、会の公式HPが上位3位以内に入ってきた。

それで会員の店に、ぼつぼつと外反母趾に悩む人が「自分が履いても痛くなくて、しかもデザインがよい靴」を求めて来店するようになってきた。

そして、1年後には、ある店ではネットチェーン関連の来客による売上げが、全体の1割を越すようになってきた。

そして、それから半年後には、MLメンバーで、初めはネットチェーンに参加せずに様子見をしていたすべての店が、ネットチエーンに参加した。

また、初めは店のHPを持っていなかったところも、自力でHP公開にこぎつける店が増えてきた。

(小規模の小売店にとって、HPはタダ同然の宣伝費で、やりかたによっては大きな集客効果をもたらす貴重な手段なのであるが、ネットチェーンはHP利用方法のなかでは白眉とも言える効果的な集客方法なのである)

いま、そのMLでは、次にはどういうテーマで靴関連のネットチェーンを作ろうかという話がなされている。