視力回復手術体験記
『いい歳でレーシックをされたかた』
大阪府 アイトピア 岡本 隆博
1957年4月生まれの男性です。
2005、12.19
完全矯正度数
R=(1.0×S-5.25 C-0.50 Ax10)
L=(1.0×S-5.25 C-0.25 Ax5)
このときは、少し低矯正の遠用メガネを作りました。
これが手術前の最後のメガネとなりました。
2006年の夏に、48歳でレーシックの手術をされました。
それで、その手術の少しあとで、8月31日に、近見がしんどいということでご来店になり、屈折検査をしてみました。
完全矯正
R=(1.2×S-0.25 C-0.25 Ax10)
L=(0.9×S+0.50 C-1.00 Ax180)
このときは、「遠くのものが裸眼でものがはっきりえる」と喜んでおられましたが、読書用を作りました。
R=S+1.25 C-0.25 Ax10
L=S+2.00 C-1.00 Ax180
それをお渡しして4日後に、このメガネでは、新聞を読むのはよいけれど、
少し近いところでの作業がしにくい、とおっしゃり、接近作業用として下記の度数で
二つ目の近用メガネを作りました。
R=S+3.00 C-0.25 Ax10
L=S+3.75 C-1.00 Ax180
この年齢にしては、やや調節力が弱そうですが、レーシックのせいだろうか、と私は思いました。
そのまた1週間後に、この中間くらいのところも見たい、とおっしゃり、下記の度数でも作りました。
R=S+2.00 C-0.25 Ax10
L=S+2.75 C-1.00 Ax180
それで、本日(2009.6.6)「最近、遠くのものが裸眼でぼやけるようになってきた」とおっしゃってご来店になりましたので、検査をしてみますと
完全矯正度数
R=0.3(1.0×S-1.00 C-0.25 Ax20)
L=0.4(1.0×S-1.00)
術後約2年半で、けっこう近視が進んだわけですが、等価球面で計算しますと右眼で、0.75D分、左眼で、1D分の近視化となっています。
ご本人は「仕事でパソコンばかり見ているからかな」とおっしゃっていました。
それで今回は、上記の完全矯正度数から左右ともSを0.25D分低矯正して遠用メガネを受注しました。
枠は、これまでに、紫外線と風よけのためにかけておられた、少し大きめのダテメガネ(これも、術後の当店で作らせていただきました)をいかしてレンズを換えることになりました。