神戸市三宮・レイ眼科クリニック 松本 玲様への公開質問

公開質問 

神戸市三宮・レイ眼科クリニック 御中 松本 玲様

2014.8.21 ユーザー本位の眼鏡処方を推進する会  岡本隆博

貴院がネットに公開しておられるいろんなサイトの中に、下記のページがあります。
http://www.ocular.net/ray/prescribe/glass.html(2014.8.21現在)

このページの記述の一部について、疑問を感じる点がありますので、ここに謹んで質問をさせていただきます。

*下記の記述における《 》内の文章は、当該サイトから原文のまま引用したものです。

貴院はレーシックもなさっています。
http://www.ocular.net/ray/lasik.html(2014.8.21現在)

この公開質問が載っている「近視手術の後遺症対策研究会」のサイトをざっとご覧いただいてのご意見ご感想があれば、お聞かせいただけないでしょうか。(質問1)

貴院では、レーシック執刀医の先生が、ご自身もレーシックを受けているとのことなのですが、その場合目標屈折値は、いくらに設定して手術をされたのでしょうか。(質問2)

↑(眼科医が自分がレーシックを受ける場合には、将来老眼になったときのことを考えて、弱度近視ねらいにする傾向があると聞いたことがあります。

しかし、一般の人でレーシックを受けた人は術後に遠視で苦しんでいる人が多いです)

《当院およびグループの各施設は、眼科医療全般を担う総合施設として、手術を受けられたあとも、一生涯を通じて皆様の大切な目をフォローアップします。》

例えばレーシックの後に永続的なドライアイになることも考えられます。
その場合に、残りの人生の期間においてずっと目薬生活になることも当然考えられるのですが、レーシック後1年ほどして再検査し、目薬や涙点プラグなどの治療をやめればドライアイが復活する状態になってしまった場合、なかなか「治癒」は難しいと思うのです。

もしそうなった場合でも貴殿のクリニックでは一生目薬代などの面倒を無料で見てくれるのでしょうか。(質問3)

私はレーシックで失敗した人を何人も知っていますが、そのなかの一人は次のように言っています。

「レーシック後のドライアイは結構きついものがあります。私は1日6回1本300円ほどの目薬を毎日さす羽目になっているのです」

貴院でレーシックを受ければ、一生涯にわたって、レーシックを受けたことを後悔するということは万に一つもないのでしょうか?(質問4)

貴院は10年以上にわたってレーシックをやってこられたそうですが、その間、いわゆるレーシック難民を、どれくらい生み出したのでしょう。

A(   ) 追跡調査を十分にはしていないので、正確なところはわからない。

B(   ) 自院からは、レーシック難民は一人も出していない。 (質問5)

もしも、上記の選択肢の回答がBであれば、その根拠をお尋ねします。(質問6)

また、もし貴院において追跡調査をある程度行なった(行なっている)というのであれば、その、

1)調査内容(アンケートか、フリーアンサー形式かなど)と
2)調査項目(例えば定期的にトポグラフィーをとったり、
3)両眼視機能などについても検査を行っているのか)と
4)範囲(どれくらいの人数を調査しているか?自施設で行なった症例のうちどれくらいの割合を対象としているか)

についておたずねします。(質問7)

レーシックの術後合併症は、アメリカ認可レーザー機器による合併症資料と照らし合わせてみると4割の人については、何かしらあると言う結果が出ています。
貴院のこれまでの手術実績から鑑みるに、一例も合併症が起きなかったという答えはありえないように感じます。

今までにどういう合併症が全体の何%の人にあったのでしょうか。(質問8)

貴殿は、それに対してどのように対処しましたか?
また、その治療費などは保障の範囲内なのでしょうか?
数名でけっこうですので、その例を挙げていただけないでしょうか。(質問9)

レーシックを行なうと、たとえガイドライン以内の手術であっても、暗所コントラストや見え方の質の低下が起きる場合があります。

このことを貴殿は術前にインフォームドコンセントとして説明しておられるのでしょうか?(質問10)

投稿日:2020年9月2日 更新日:

執筆者:

新しい記事はありません

現在、とても人気の手術となっている眼のレーシック手術に対する警告の内容です。
今回、レーシック手術を当初認可した国の担当官が、現在ではその手術の危険について語り始めています。レーシックの何が危険なのでしょうか?その内容について、当局ABCニュースのエリザベス・レイミーがインタビューを行いました。

「レーシック手術の落とし穴 “2.0なのに
見えない・・・”体験者が語る“過剰矯正”
の恐怖 」

このテレビ番組は、このサイトにも紹介していますレーシック難民オフ会のメンバー9人のかたがたも東京でテレビ局からの取材に協力されて、フジテレビにより製作放映されたもので、医療ジャーナリストの伊藤隼也氏が監修されました。

ちなみにメンバー9人が手術を受けたクリニックは品川近視クリニック5名、神戸クリニック1名、錦糸眼科1名、他眼科2名です。

このサイトには、リンクの切れたURLが何か所かあります。上の「WaybackMachine」をクリックし該当サイトのURLをフォームに入力して「BROWSE HISTORY」をクリックします。すると過去に取得したアーカイブが、カレンダー形式で表示されます。画面の上段で西暦を選んだのち、その下に表示される月次カレンダーで日付を選べば、指定日に取得したアーカイブが表示できます。

PAGE TOP