週刊 『SPA』 (2015年3.10号)
週刊『SPA』(2015.3.10号)に、またもやレーシックの後遺症についての記事が掲載された。 ↓
一時は年間40万人に上る施術が行われていたが、最近では術後のリスクについてかなり周知されるようになったためか、これまでより下火になってきたようである。
しかし、この記事のように、依然としてこのような例は枚挙にいとまがない。
美容系を含む大多数のクリニックでは営利を優先し、甘い言葉や派手な宣伝で患者を集めることに熱心な反面、術後の不具合や合併症などについては、そのほとんどを不定愁訴で片づけてしまい全くお粗末な状況である。
我が国のレーシックに関する、合併症や後遺症の研究を見ても米国に比べ圧倒的に遅れているという。
参照:(http://lasikmutualjapan.jimdo.com/日本での研究の遅れ/)
このような事態は、日本の眼科学会の怠慢だと言えるのではないだろうか。
(保田)