レーシック手術Q&A 奥田真一様への公開質問

公開質問 

レーシック手術Q&A 奥田真一様

2010.2.22 近視手術の後遺症対策研究会 岡本隆博

貴殿が掲出しておられますネットサイト(http://www.lasik-qa.com/ 2010.2.22現在)の内容について、疑問を感じた点がありますので、ここに謹んでお尋ねします。
以下の文の中の 《  》 内の文は、上記の貴サイトからの原文のままの引用です。

(1) 貴殿はこのサイトの管理人だそうですが、制作費や運営費は、品川近視クリニックでレーシックを受けた貴殿がポケットマネーでまかなっておられるのですか。それとも、他のかた(個人または法人)が負担しているのでしょうか。

(2) このサイトに入れてあるマンガのようなカットは、他のサイトからのコピペではないようですが、貴殿が書かれたのでしょうか。それともプロの手になるものでしょうか。 後者であれば、費用は全部のカットでいかほどかかったでしょうか。

(3) 貴殿は 《2005年に品川近視クリニックでイントラレーシックを受けて近視、乱視を矯正し、両眼とも「0.01⇒1.5」に視力が回復し》 とのことですが、手術から5年たったいまの眼の状態について、お尋ねします。

(3)-1 今の裸眼視力はどうでしょうか。
(3)-2 いまの屈折状態(度数)はどうでしょうか。
(3)-3 ハロやグレアなどの見え方は、どの程度残っているでしょうか。
(3)-4 その他、これまでになにか後遺症や合併症で困ったということはなかったでしょうか。

(4) 《仮性近視とは、「パソコン・テレビゲーム・読書」など、近くを長時間見続けた結果、毛様体筋の緊張状態が続き(筋肉が固まる)、一時的に視力が低下することで、医学的には偽性近視(調節過緊張症)と呼ばれています。》 とのことですが、《偽性近視》 というのは間違いで、「偽近視」というのが正しいですね。

(5) 《「パソコン・テレビゲーム・読書」など近くを長時間見た後は、遠くを見る習慣をつけるだけで仮性近視を防げ、結果的に真性近視になることを防ぐことが出来るのです。》とのことですが、たとえば、近業を5時間連続で行なったのなら、遠くを何時間連続で見れば、《真性近視》 にならないのでしょうか。

(6) 《18歳(20歳)未満の子供の場合でもクリニックによっては、適応検査を行い、問題ないと判断された場合はレーシック手術を受けることが出来る場合もあります》 とのことですが、レーシックに対する医学的な禁忌がなくて、患者が望めば18歳未満でもレーシックをしてもらえる場合というのは、たとえば、柔道などの格闘技をする高校生などで、メガネはもちろん、コンタクトでも具合が悪い、というような場合でしょうか。
その場合、一度レーシックをしてもまた、近視が進むわけで、再手術、再再手術、としていくと、角膜がどんどん薄くなって格闘技をするのは怖くなりますが、そういう人のレーシックをするのではないとすれば、どんな場合に、18歳未満でもレーシックを受けられるのでしょうか。

(7) 《身体が成長する20代前半までに近視になる方が増えますが、20代後半になると身体の成長も止まるため、この年頃から急に近視になる人はほとんどいないのです。》 とのことですが、近業が急に多くなったという人で、30代40代で近視になる人、あるいは、依然として近業の多い人で30代になっても近視進行が止まらない人は多いです。(私はメガネ屋です)ですので、貴殿のこの記述は実態とは違うと思いますがいかがですか。

(8) 《日本でも2007年には約20万人の方が受けられましたが、レーシック手術によって失明したという事例は報告されていませんので、安全性から見ればコンタクトレンズよりも近視手術レーシックのほうが遥かに高いといわれているのです。》 とのことですが、レーシックが引き金となって角膜変性症や網膜剥離などが起こって失明に至った場合、それは「レーシックによる失明」という報告でなくて、直接の眼疾患が失明の原因とされるために、「レーシックによる失明の報告はない」と言われているのである、と聞いたことがあるのですが、貴殿は、そういう話はご存じありませんか。

(9) 《後悔しないためにも自分で調べ、クリニックで分からないこと、不安なことを質問して、時間をかけてレーシック手術を受けるかを判断すれば良いと思いますよ。》 とのことですが、レーシック眼科に居る医師が、レーシックを受けるのが怖くなるような事実を言うと、貴殿は思われますか。

(10) サイトのトップページに 《レーシックに対する疑問を徹底調査》 としてありますが、貴殿がそんなにレーシックに関心が深いのであれば、術後の追跡調査の本当のところを調べてみようとは思われませんか。

(11) 《医学誌「Archives of Ophthalmology(眼科学)」2009年11月号にて、研究によって近視レーザー手術(レーシック)は長期的に見ても角膜内皮細胞に影響を及ぼさない、つまり「安全である」と結論付けました。》 とのことですが、角膜内皮細胞の変化を見るだけで、なぜ「安全である」と言えるのでしょうか。

投稿日:2020年9月2日 更新日:

執筆者:

新しい記事はありません

現在、とても人気の手術となっている眼のレーシック手術に対する警告の内容です。
今回、レーシック手術を当初認可した国の担当官が、現在ではその手術の危険について語り始めています。レーシックの何が危険なのでしょうか?その内容について、当局ABCニュースのエリザベス・レイミーがインタビューを行いました。

「レーシック手術の落とし穴 “2.0なのに
見えない・・・”体験者が語る“過剰矯正”
の恐怖 」

このテレビ番組は、このサイトにも紹介していますレーシック難民オフ会のメンバー9人のかたがたも東京でテレビ局からの取材に協力されて、フジテレビにより製作放映されたもので、医療ジャーナリストの伊藤隼也氏が監修されました。

ちなみにメンバー9人が手術を受けたクリニックは品川近視クリニック5名、神戸クリニック1名、錦糸眼科1名、他眼科2名です。

このサイトには、リンクの切れたURLが何か所かあります。上の「WaybackMachine」をクリックし該当サイトのURLをフォームに入力して「BROWSE HISTORY」をクリックします。すると過去に取得したアーカイブが、カレンダー形式で表示されます。画面の上段で西暦を選んだのち、その下に表示される月次カレンダーで日付を選べば、指定日に取得したアーカイブが表示できます。

PAGE TOP