矯正メガネ販売記
● 『右眼の下垂で読書も困難に』
● 『取り付けたり、外したり』
● 『病院ではらちがあかず』
● 『薬の副作用で眼瞼下垂に』
● 『眼科からの紹介でご来店』
● 『肩こりにクラッチグラス』
● 『眼瞼下垂に複視もあって』
甲府市 メガネ・トケイ ユキエ 雪江美也
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≪矯正前≫
≪矯正後≫
(この写真はお客さまのご了承をいただいて、ここに掲載をさせていただきました)
昨日、眼瞼下垂矯正メガネを女性のお客さまに調製させていただきました。
この女性の方は15年ぐらい前に硬膜下血種の手術をなさって、今までそんなに不自由はしていなかったのだけど、最近特に右眼があけにくくなって来たので、「目を開くようなものは何かないかな」と相談に来られました。普通に話していても右目がふさがってしまうことがあるそうです。
術後の後遺症で右顔面神経に一部麻痺が起きているとのことでした。
再手術をすれば何とかなるとの言われたけど、他の部分に影響が出てしまう場合もあると言われているので、目が開かないくらい我慢すれば何とかなるからと今までほおっておいたそうです。
実際、あまりひどい下垂ではなかったみたいです。
最近は、老眼をかけ近くのものを見ていると右眼の下垂がひどく読書が困難になってしまうそうです。
現在使用している近用メガネに右眼用クラッチグラスⅡを取り付けて、近見時の不快感が解消できたのです。
「そういうメガネなんてあるのかしらと思っていたけれど、なんでも聞いてみるものですね」と喜んでいただきました。
「頭部の手術後の方で眼瞼下垂で困っている方が結構いるよ」ともおっしゃっていました。
この眼瞼下垂矯正メガネで不自由から解放される方はまだまだおられると思います。
なお、この写真では、大して下垂の矯正がされていないようにも見えますが、実際にご本人の感想を聞きますと、多少なりとも上眼瞼が持ち上がることにより、かなり不自由さが解消されるそうです。
京都メガネ館 保田光政
77歳の女性のお客様です。
当初は、サングラスを希望されて来店されたのですが、ものがあまりはっきりと見えていないようで、お話をしているうちに度付きでお作りすることになりました。
その際、眼瞼がかぶさってオートレフが測りにくかったので眼瞼下垂の傾向があることがわかりました。 そのことはご本人も自覚されており、日によってときどき見にくい事があるとのことでしたので、お勧めしたところ、使ってみたいとのことでお買い上げいただきました。
作製眼鏡
R=(0.5×S+2.25 C-0.50 AX90°)
L=(0.5×S+2.25 C-1.00 AX80°)
フレームはセル手のナイロール。
お渡しのときには、体調がよかったせいなのか、購入いただいたときと比べ、あまり眼瞼も下がっておらず、ほとんど気にならない程度に見受けられました。
このように、日によって下垂の程度が変わってしまうのが老人性の眼瞼下垂なのか偽眼瞼下垂によるものなのかは私にはわかりません。
一旦取り付けてあったクラッチも、女性のことゆえ、やはり見た目が気になるのか、必要になったら取り付けて欲しいとのことで、はずして帰られました。
それで、先ほど電話で伺ってみると「メガネは大事に、大事に使わせてもらってます」とのお返事、眼瞼下垂についてはさほど困っておられないのか「取り付けが必要なときにはまたお願いします」とのことでした。
山梨県・充之多メガネ・箕田金男
本日、クラッチグラスⅡを販売いたしました。
お買いあげいただいたのは、60歳代の男性の方で、昨年の11月に帯状疱疹を患ってから左眼のまぶたが下がってしまったそうです。
いくつかの病院を受診されたそうですが、日常生活に支障がなければがまんするしかない、と言われたとのこと。
このかたは、ホ-ムページをご覧になっての御来店ではなく、たまたま当店におこしになって眼瞼下垂矯正メガネのことを私から聞かれたのです。
さっそく、クラッチグラスⅡを試していただきました。
すると、な、な、なんと、さっきまでほとんど閉じていた左眼がパッチリと開くではありませんか!!
感激!!!
お客様も大満足で、クラッチグラスⅡをお買い上げ下さいました。
(でもその効果に驚いたのは実は私のほうでした)
このかたの場合、遠近両用(バイフォーカル)メガネでしたので、このメガネを常用してくださると思います。「特に運転時、左の視野が狭くて怖かったので、これは具合がいい」とおっしゃっていました。
京都メガネ館 保田光政
本日、眼瞼下垂矯正メガネ研究会のホームページをご覧になって66歳の女性がご主人と一緒に来店されました。
この方は、パーキンソン病を患っておられて、眼瞼下垂は抗パーキンソン病薬の副作用ではないかとのことです。
来店されたときも、手でまぶたを上げながらお越しになられました。
(体がご不自由なので、大変危なっかしい感じです)
病院でも、両眼瞼がふさがれて苦痛なことを訴えられたそうですが、適切な回答は得られなかったようです。
こちらの研究会のことは、介護のヘルパーさんがインターネットで調べて教えてくれたそうです。
現在お使いのサングラス(度つき)と老眼鏡をお持ちいただいたのですが、いずれもフィッティングが困難だったため、一度お帰りになられて、以前使われていたもう一つのメガネ(遠近両用)に、レンズを交換の上、クラッチを取り付けることになりました。
ご本人は、クラッチのことはご存じなかったのですが、漠然と、何かこのような器具があるのではないか・・・・・と思われていたそうです。
お帰りになるとき「やっと希望が見えてきた……」とお喜びでした。
また、パーキンソン病で同じような症状の方にも教えてあげたい、とおっしゃっていました。
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このお客様に、本日、できあがりメガネをお渡ししました。
写真も撮らせていただき、ホームページへの掲載も快くご了解いただきましたので、下記に写真を掲載させていただきます。
≪矯正前≫
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≪矯正後≫
愛知県 メガネの井上 井上敬康
先日、眼科の先生の紹介ということで眼瞼下垂用メガネをご希望のお客様が来店されました。
そのかたは手術を希望されたのですが、眼科でも整形外科でも手術はしない方がいいと言われ、クラッチグラスをつけることになったようです。
両眼共に眼瞼がかなり下がっていて、特に左は手であげないと目が開かない状態でした。
フィッティングにはかなり時間がかかりましたが、両眼共に手を使わず目を開けることができるようになり、大変喜ばれました。
眼科の先生の紹介ということでしたが、先生は以前からクラッチグラスを知っておられ、そのメーカーに問い合わせをなさって当店をご紹介いただいたようです。
京都メガネ館 保田光政
先日、35歳の男性が来店されました。一見したところ、かなり強度のメガネを掛けられていたので、てっきり 「ウスカルメガネ」 を目的に来店されたのかと思ったのですが、そうではなく 「クラッチグラス」 を試してみたいとのことでした。
このかたは眼瞼下垂ではないのですが、以前から肩こりがきつく、お悩みだったそうです。
お話をお聞きするところによると、「まぶたのたるみが原因で肩こりに・・・」 というNHKのテレビ番組をご覧になって、自分なりに解決策を考えているうち、「眼瞼研」HPで 「クラッチグラス」の存在をお知りになったそうです。
・4/2日放送 NHK 「ためしてガッテン」
「まぶたのたるみが原因で、さまざまな症状を引き起こす!」
→ http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q2/20080402.html
(H20.4.17現在)
この番組は、モニターの若い学生さんや出演者が、まぶたに重りをつけたり、逆にテープでまぶたを持ち上げることで、その症状が改善されるのを擬似的に体感する、というものでした。
事前に、ご自分でも(テレビでもやっていたようにセロテープで) 試してみられたそうですが、実際に効果があったとのことです。
「クラッチグラス」 は、現在お使いのフチナシメガネに取り付けることになりました。
(色が目立たないようにリメイクカバーをかぶせました)
装着してみると、すぐに「ラクです~!」 とおっしゃて、そのまま着けてお帰りになりました。
(・・・こういう利用の仕方もあるんですね。)
山梨県 メガネ・トケイ ユキエ 雪江美也
笛吹市在住の77歳男性のかたが御来店になりまっした。
4,5年前に「筋無力症眼瞼型」(ご本にがそうおっしゃっておられました)になり、車の運転等日常生活で不自由をしている、とのことでした。
ステロイドの集中治療をなさって経過は良かったのですが、最近また症状が重くなってきたとのことでした。
薬の影響で多少むくみもあり眼瞼下垂を増長させているようです。
症状としては、眼瞼下垂と複視とのことでした。
眼科で、メガネ度数は現状のままでよいでしょうと言われたそうです。
現用眼鏡度数
R=S-1.25D C-2.00 AX90
L=S-0.75D C-2.00 AX90 BV=0.5~0.6
現用メガネにクラッチを装着して、両眼視の状態がわかるバゴリーニテストをしてみましたら、目の前30cmから1.5mまでは特に抑制は出ていないようですが、1.5mから2.5mあたりは左の中心から斜め下が見えず、5mでは左眼抑制になっておりました。
偏光の十字視標ではタテもヨコも見える場合もあれば、タテのみでヨコはまったく見えないときもあるといった具合で、不安定な感じです。
複視になりそうなときは片眼に抑制がかかってくるのかもしれません。
病院(甲府市内)には定期的に通院なさっているとのことですので、来院の際は、こちらで器具の点検もさせていただきますので当店へお立ちりくださいと申し上げました。
このかたの場合、眼瞼下垂の度合いがかなり強く出ていましたので、クラッチの効果には多少の不安もあったのですが、実際に装着(両眼)してみますと、眼瞼もある程度上げることができ、納得されたようでした。
そして、今後ご自身で脱着していただかないといけませんので、時間をかけて練習していただきました。
私といろいろ会話をしながらでしたが、話が終わる頃にはだいぶ要領を掴んでいただけたようでした。
なお、このかたも先日のNHKテレビの「ためしてガッテン」の眼瞼下垂を取りあげた番組はご覧になっておられたとのことです。
また、「いろいろな原因で眼瞼下垂になってしまって困っているかたは大勢いますよ」ともおっしゃっていました。
私が漠然と、眼瞼下垂のかたはそんなに多くはいないだろうと勝手に思い込んでいただけなのかもしれません。
お客様とお店が結びつかないのはクラッチグラスについての知識を持ち、取り付けのできるお店の認知度がまだまだ低いことが原因なのかもしれません。
また、今回は前掛けサングラスを一緒にお求めになりクラッチグラスⅡと前掛けサングラスをつけたメガネをおかけになりお帰りになられました。
(今後メガネはおたくでお願いすると言っていただきました。)