深視力とは
深視力とは、「視力」と名が付いていますが、一般的に言われる視力とは違い、両眼視機能と呼ばれる眼の能力のうち、遠近感や立体感を感じる動的な遠近感の判断能力のことです。
一般的に「視力」というとどれだけよく見えるかをいいますが、深視力は、両眼視機能と呼ばれる眼の「遠近感や立体感を感じる能力」なのです。
大型自動車免許や二種免許を取得したり更新をする時には、通常の視力検査(遠見視力)と深視力検査があります。
人間の眼は左右二つありますが、通常はそれを意識することなく一つの絵として見ており、これを融像視と呼びます。
右目と左目の位置違いがありますので、同一の物体を見たときには両方の眼の像には微妙なズレが生じます。
それを一つの像として処理する際に、距離感が得られるという仕組みになっています。
広い空間の中で対象の位置関係を認識するということはサッカーなどのスポーツで特に要求される能力と言えるかもしれません。
「遠近感をどれだけ正確に見ているか」を調べるのが、深視力検査です。
深視力検査に合格できない場合としては
・1.眼疾患などにより片眼の矯正視力が極端に不良な場合
・2.斜視や弱視などにより両眼視機能が喪失している場合
・3.片眼ずつの視力は良好であっても、完全抑制(両眼で見ているつもりでも脳では一眼の視覚情報しか取り入れていない)がある場合
・4.左右の視力や矯正度数に大差がある場合
・5.裸眼または使用中のメガネでの視力が不良の場合
・6.斜位などにより両眼視機能が低下している場合
・7.深視力検査に慣れていない場合
・2.斜視や弱視などにより両眼視機能が喪失している場合
・3.片眼ずつの視力は良好であっても、完全抑制(両眼で見ているつもりでも脳では一眼の視覚情報しか取り入れていない)がある場合
・4.左右の視力や矯正度数に大差がある場合
・5.裸眼または使用中のメガネでの視力が不良の場合
・6.斜位などにより両眼視機能が低下している場合
・7.深視力検査に慣れていない場合
などがあります。
1~3までの場合には、残念ながら合格する確率は極めて低くなります。
4~6の場合は、適切なメガネやコンタクトレンズを装用することによって合格しやすくなります。
7の場合は、何回か練習し三桿法の要領さえ分かれば合格できることが多いです。
4~6の場合は、適切なメガネやコンタクトレンズを装用することによって合格しやすくなります。
7の場合は、何回か練習し三桿法の要領さえ分かれば合格できることが多いです。
深視力検査 に付いての詳しい内容はこちら
深視力についてのご相談は、深視力計を設置しているお近くの「深視力メガネ研究会会員店」へお尋ねください。
斜視(しゃし)とは、片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことをいいます。
弱視(じゃくし)とは、目の障害の一つ。目の機能が弱く、物がよく見えない状態をいいます。
斜位(しゃい)とは「神経の緊張で両眼の視線を目標に合わせている状態」をいう。斜視とは異なり、ものは一つに見え、視力低下もおこしません。正視であれ眼鏡を掛けている人であれ、斜位を矯正しなくても、視力には大した影響を与えません。視力としての目の異常を自覚しなくても、神経が絶えず緊張している状態です。